VOICE

黒田 絢子

フリーライドスキーヤー

フリーライドスキーヤーの黒田絢子さん。

小学生の頃からフリーライドスキーに興味を持ち、高校入学と共にカナダへ留学し、

フリーライドスキーのユースクラブチームに入り、本格的に競技活動を始める。

学生時代から数多くの大会に出場し、2017年には長野県・白馬で行われた世界大会予選で日本人最高位の4位、

2018年にはジャパンランキング2位という成績を収めている。

フリーライドスキーとは

フリーライドスキーとは、どのようなスポーツなのだろう?

驚いたことに、決められたルールはスタート地点とゴール地点のみだけ。

滑るコースは決められてなく、ライダー(選手)自身が滑るコースを思い描き、自然のままの雪山に自由にラインを描きながら滑る。

タイムスピードを競うのではなく、滑走中にエアー技を見せたり、スキーのコントロール性、スタイル性、ラインの創造性など競うウィンタースポーツだという。

「フリーライドスキーは、自分が滑るコースをいかに上手くスキーをコントロールしながらかっこよく滑れるか、が重要なんです。

ウィンタースポーツの多くはコースが決められていて、難易度の高い技を披露することが多いけれど、フリーライドスキーは違います。

滑るコースは自然のままの地形で、岩肌が見えたり、林の中を滑ったり、とても険しく危険を伴うスポーツです。

ダイナミックな技に挑んだり、難しいコースを滑ったとしても、転倒したりすれば大きく減点されてしまうんですよ」

壮大なスケールで、自由度が高く、また危険とも隣合わせなフリーライドスキー。

絢子さんは、その魅力をこう語っている。

「フリーライドの魅力は、自然の中で遊ぶことの楽しさを体験できることです。

人間の力の及ばない自然の美しさや壮大さ、また怖さも身近に感じることが出来ます」

 

始めた頃は怖くてたまらないこともあったそう。

しかし練習を重ねるうちに、どんどんと壮大な自然に魅了され、スリルさえも楽しいと感じるようになったという。

「フリーライドはスキー場の地形でも、バックカントリーでも、どんな雪質であろうとも、どこでも滑ることが出来ます。

まずはちょっとだけ遊んでみる、それがフリーライドへの入り口だと思いますよ。」

絢子さんはホームポイントを決めず、雪のある場所なら世界中を移動し、様々な場所で活動をしているという。

さらに、日本人としては初めて”shades of winter”というヨーロッパのフィルムプロダクションにアスリートの一員として加わり、映像作品の制作活動にも参画している。

「映像制作では、他の国の女性アスリート2人と一緒に6週間ニュージーランドに滞在し、山や氷河を80kmトラバースして映像を撮りました」

自然環境の変化をとても身近に感じる

フリーライドスキーを通して、自然と密接に活動をしている絢子さんは、自然環境の変化を敏感に感じ取っている。

「氷河が刻一刻と溶けてきていることや、地球温暖化による小雪など、環境変化を身近に感じる競技であるため、サスティナビリティーへの意識がとても増しました。

身近なところでは、サランラップを使うことをやめたり、マイボトルを持ち歩くようにしたり・・と、

小さい事でも少しずつ環境に優しく生きていけたらと思うようになりました」

 

そして、毎日使用する化粧品もサスティナブルなものを意識し、moani organicsを愛用しているそう。

太陽に近く、雪面からの照り返しもある雪山は、紫外線がとにかく強烈。

フリーライドスキーでは、スタート地点の山頂までは歩いて登るという。なんと長い時では、8時間以上もスキーを担いで雪山を登るときもあるそう。その時間に浴びる紫外線の量は相当なものだろう。

絢子さんにとって紫外線対策をどのように行うのかは、とても重要な問題なのだ。

「moani organicsの日焼け止め“UV SKIN PROTECT MILK”は、冬はスキー、夏は登山など、アウトドアで遊ぶときも常に使っています。

石油化学成分が多く配合されている強い日焼け止めを使って、肌荒れすることもありましたが、moani organicsの日焼け止めは天然由来原料だけなので安心して使えます。

オーガニックなのにベタつかないし、寒い場所でも固まらずにとても使いやすいです」

髪のケアでは“UV PROTECT & CARE LOTION” (髪用アウトバストリートメント)を使用しているという。

「毎日のバスタイムの後に使っています。冬も夏も、紫外線が原因で髪がとても傷んでしまうのですが、これを使うと指通りもなめらかになるんです。ベタつきもないし、使い心地がとても良いんです」

 

絢子さんのスキンケアの中で一番気を付けているのは「保湿」だという。

「山を登るときにバラクラバ(目出し帽)を着用しているため、肌が特に乾燥しますし、一年中、紫外線を浴びるので日頃から保湿を心掛けています」

「乾燥対策として、スポーツをするときもオイルを使っています。オイルケアが大好きで、“GOLDEN JOJOBA OIL” (ゴールデン・ホホバオイル)はとても気に入っている商品の一つです。

美容液や、ボディローションにプラスしても使っています。

このホホバオイルのおかげで、冬の乾燥による肌荒れが少なくなりました」

「moani organicsは、自然の中で遊ぶあらゆる人や、化粧品が環境へ与える負担を気にする人に是非おすすめしたいです」

自分の気持ちに素直に自然体で

絢子さんはフリーライドスキーを通じて色々な学びを得ていると言う。

「フリーライドスキーを通じて、世界中のアスリートと知り合い、一緒にトリップに行くうちに、仲間を信頼することの大切さを心から感じました。

強がることは簡単ですが、出来ること出来ないことをオープンにして、自分自身が自然体でいることで相手も心を開いてくれて、チームの一体感が増すことを感じられました。

そして、自分の気持ちに対して正直に、素直に生きる大切さに気づきました」

今後もフリーライドスキーヤーとして精力的に活動を続けたいという絢子さん。

「山に登ったり、飛んだり跳ねたりとハードなスポーツなので、なかなか女性でやる人が少ないフリーライドスキーですが、”こんな女性もいるんだ!”と知ってもらえて、ウィンタースポーツが身近になるきっかけになれるといいな、と思います」

「そして、いつも素直で明るい女性でいたいですね」

最後に、彼女の今後の目標を教えてもらった。

「2019-2020シーズンは、怪我とそのリハビリで大会に出場できなかったのですが、これからは競技に復帰し、世界大会である”Freeride World Tour”の出場を目指します!」

気取らずナチュラルで、自由闊達な絢子さん。
白銀の大自然の中で、これらから彼女はどんなラインを描いていくのだろう。
まずます目が離せなくなりそうだ。