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「小さなこども」に使える日焼け止め?

ますます日差しが強くなってきた今日この頃ですね。
小さなお子様の紫外線対策もお忘れなく👶

実は「キッズ用 日焼け止め」とか「赤ちゃん用日焼け止め」などと謳っている製品の中にも、「フェノキシエタノール」や「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」 など、「これはデリケートな肌の小さな子どもにはふさわしくないのでは?」と思われる成分を含んだ日焼け止めが多く見受けられるので注意が必要です。

この2つの成分について簡単に説明します。
まず「フェノキシエタノール」とは「パラベン」(メチルパラバン)などと同じ化学合成成分の防腐剤の事です。
フェノキシエタノールは、名前にエタノールとつきますが、いわゆるアルコールのエタノールとは別物です。
化粧品は成分に「水」を含むことが多いため、腐りやすく、殺菌、防腐をする必要があるため、そのために使われる成分です。フェノキシエタノールは、農薬用の殺菌剤やゲル化安定剤としても使用されています。
パラベンと同じくアレルギー性があり、ホルモンバランスを崩す環境ホルモンの疑いを指摘されています。
人が口や鼻から吸い込むと視角狭窄症の症状が出たり、神経系を傷つけるなどの恐れも指摘されています。
厚生省の化粧品基準では、人体への影響を考慮して、配合しても良い最大量は、化粧品全体100gあたり1g以下と制限されています。

そして「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」とは、米国では「オクチノキサート」と言い、ハワイで日焼け止めへの配合が禁止になった「紫外線吸収成分」です。
少量でもサンゴ礁を死滅させ、海洋環境に重大な被害をもたらす原因になっているばかりでなく、人体へも悪影響を及ぼします。皮膚から体内に浸透し、血液や尿から検出されるという研究が発表されており、体内のホルモンの働きをかく乱して様々な有害影響を及ぼす環境ホルモンの疑いがあるという研究も多く出ています。

「日焼け止めの化学物質は体内に吸収され、血液中に流れ込んでいた:米当局の臨床試験から明らかに」
https://wired.jp/2019/05/08/sunscreen-chemicals-soak-all-the-way-into-your-bloodstream/

 

アメリカの米国食品医薬品局(FDA)では、有害性が明らかになった「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」以外でも、現在認可している紫外線吸収成分12成分についても安全性に疑問があるとして、再評価することを2019年2月に発表しました。
このFDAの再審査の結果により、今後、全米でも様々な紫外線吸収成分を配合した日焼け止めの販売規制が行われる可能性も出ています。

「アメリカFDAも認定した【買ってはいけない日焼け止め製品】」
http://www.mynewsjapan.com/reports/2469

「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」は、日本の化粧品基準では、配合が許されている最大量は、100gあたり20g以下と規制されています。(粘膜に使用されることがある化粧品は8g以下)

気をつけていただきたいのは、「フェノキシエタノール」 や「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」 は、国内で「ナチュラル」や 「オーガニック」を謳っている日焼け止め商品にも含まれていることがあるのです。

「子ども用日焼け止め」「天然成分」「無添加」「オーガニック」「自然由来」「ナチュラル」といったキャッチコピーだけで安心せずに必ず「成分表」をチェックしましょう。

moani organicsの日焼け止めは、原料の100%が天然由来成分です。
エコサートオーガニック認証品で、上記の「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」 や「フェノキシエタノール」などは含まれていません。

そして、「赤ちゃんにも使えるの?」「何歳から使えるの?」という質問を頂きますので、お答えしますと、「生後6ヵ月以降のお子様からご使用いただけます」
赤ちゃんの肌は、大人の肌に比べ皮膚は薄いのですが、基本的な皮膚構造は変わりません。そのため、基本的には生後0ヶ月の赤ちゃんでも使用することが可能なのですが、非常にデリケートであること間違いありませんので、お薦めしません。また、日焼け止めの成分処方とは別の観点で、生後間もない低月齢の赤ちゃんが紫外線にあたる環境に出ること自体に様々な弊害も予想されます。6ヵ月以降のお子さんにご使用ください。
そして、全ての化粧品は、全ての人に合うことを保証しているわけではありませんので、年齢とは関係なく、必ずパッチテストを行なった上でご使用ください。